ゼロトラスト・セキュリティ設計支援
(FortiGate/EDR/閉域網)
単一のセキュリティ製品を導入するだけで完全な安全が得られるわけではありません。
現在のネットワーク・端末・アカウント環境を確認し、企業の規模や運用体制に合わせて、FortiGate・EDR・閉域網を組み合わせた段階的なセキュリティを設計・手順化します。
【設計における重要方針】
当社は特定のセキュリティ製品の販売代理店ではなく、中立的なエンジニアの視点で設計支援を行います。予算や現場の運用リソースを無視した過剰な製品導入を勧めることはありません。また、「完全に防御する」「絶対安全を保証する」といった非現実的な表現は行わず、万が一のインシデント発生時に被害を最小化し、現場が迅速に対応できる現実的なルール・手順の整備を重視します。
ゼロトラストを前提とした段階的な設計アプローチ
「社内だから安全」という境界型防御から、ID・端末・ネットワークを複合的に検証する体制へ段階的に移行します。
FortiGate / 境界・VPN設計
オフィス・拠点間の接続、テレワーク環境からの安全なアクセス、不要な通信の遮断をFortiGateを活用して設計・設定支援します。
- ファイアウォールポリシー・アクセス制御設計
- 拠点間IPsec-VPN / リモートアクセスVPN構成
- Webフィルタリング・侵入検知(IPS)の適切な適用範囲設定
- 運用担当者向けのポリシー変更手順書の整備
EDR製品の選定・導入・運用設計
侵入を100%防ぐことは困難という前提に立ち、端末(PC・サーバー)内の不審な挙動を検知・隔離するためのEDR選定と運用ルールを策定します。
- 社内規模と予算に見合った中立的なEDR製品の比較・選定
- 段階的なエージェント配布・展開計画の作成
- アラート検知時の初動対応フロー・隔離手順の策定
- 誤検知(False Positive)対応のルール化
閉域網 & IDアクセス制御
重要データへのアクセスをインターネットから切り離す閉域網・IP-VPN接続の設計と、ID・端末状態に応じたアクセス制御を組み合わせます。
- IP-VPN / 閉域網 / クラウドDirect Connect設計支援
- IDaaS(Entra ID等)と連携した多要素認証(MFA)設計
- 許可された端末のみアクセスを認める条件付きアクセス
- 退職時・異動時のアカウント棚卸し手順の整理
具体的な支援内容
お客様の現状に合わせ、以下の項目から必要なステップを選択してご支援します。
1. 現状調査・課題の優先順位整理
- 社内ネットワーク構成図、利用機器、サーバー環境の確認
- 管理端末・テレワーク端末・OSバージョンの現状把握
- 利用中クラウドサービスとID管理(アカウント発行状況)の確認
- 緊急度・重要度に応じたセキュリティ課題のロードマップ策定
2. ネットワーク・アクセス制御設計
- FortiGateを用いたセグメンテーション(社内NW分離)設計
- 閉域網接続とパブリッククラウド間のルーティング設計
- VPN接続時の認証強化および接続制限の設計
- 設定値シート(パラメーターシート)の作成支援
3. ログ収集・監視・初動方針整理
- 重要ログ(ファイアウォール、認証ログ、EDRログ)の保管方針整理
- 重大アラート検知時のエスカレーションルート作成
- 端末隔離・アカウント停止の初動対応マニュアル作成
- 定期的なセキュリティパッチ適用サイクルのルール化
4. 運用担当者向けの手順・ルール整備
- 外部ベンダーに依存しすぎない社内運用マニュアルの整備
- 新規端末キッティング時のセキュリティ設定チェックリスト
- パスワード管理・不審メール対応の従業員向け基本指針の策定
- 設定変更時の設計レビュー支援(セカンドオピニオン)
セキュリティ支援の進め方
一度にすべてを変更するのではなく、業務を止めない段階的な導入を進めます。
ヒアリング & 構成確認
現在の機器、ネットワーク、課題感、予算規模をヒアリングし、業務影響を洗い出します。
支援範囲と方針の書面合意
どこまでを設計・手順化の対象とするか明確にし、責任分界を整理した契約を結びます。
設計書・手順書の作成・レビュー
FortiGateやEDRのパラメータ・運用手順を策定し、現場担当者とすり合わせを行います。
段階的な適用と運用定着
パイロット導入から本番適用まで伴走し、運用担当者が独力で日常管理できる状態へ導きます。
要件整理や設計レビューからお気軽にご相談ください
クラウド・オンプレミス基盤の設計支援、ゼロトラスト・セキュリティ設計、実務に直結する法人研修、業務改善SaaSの導入支援まで。支援開始前に業務範囲と責任分界を明確にし、代表が直接伴走します。